KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市児島で廃墟となったホテルに不法侵入する人が後を絶たないことから児島警察署は対策を強化し立ち入り禁止を呼びかけています。

２５年前に閉鎖した倉敷市児島のホテルです。
心霊スポットとして肝試しや撮影のために不法侵入が相次いでいて、２０２０年１月からの２年間で７件、３０人が摘発されています。
児島警察署は、犯罪の温床となるのを防ぐためにも去年１０月から、施設の管理者と道路を管理する備中県民局の三者で連携し、対策の強化に乗り出しました。
無断駐車を防止するポールの設置や出入口の通路を封鎖したほか、立ち入り禁止の看板で侵入を防止しています。
しかしそれでも…

先月１９日と２０日に２件、撮影などの目的で侵入した５人が建造物侵入などの疑いで現行犯逮捕され、新たに有刺鉄線が設置されました。
児島警察署では不法侵入の禁止をより広く呼びかけるため、心霊スポットを逆手に取った啓発チラシを作りＳＮＳなどで発信しています。

児島警察署では今後も夜間のパトロールなどを強化し、不法侵入の未然防止に努めていくということです。

現場で不法侵入者を見かけた人は迷わず児島警察署へ通報してください。
（０８６－４７３－０１１０）