美術館で子どもたちが芸術に触れる催し「チルドレンズ・アート・ミュージアム」が、大原美術館で始まりました。
この取り組みは、大原美術館が毎年夏休みに開催していて、今年で9回目です。大原美術館創立80周年の今年は、敷地内に、11月3日の記念イベントで使うランプシェード作りのコーナーもありました。イベントでは、大原美術館を創設した大原孫三郎の干支「辰」にちなみ、5000個のランプで「龍」を演出します。龍の姿が書かれたプラスチックの板に、和紙を置き、拓本を取る要領で龍を写し出していきました。その後、和紙の裏から色をつける「裏彩式」という技法で、色づけました。子どもたちは、指導員から教わりながら、思い思いに色鮮やかな龍を仕上げていました。大原美術館では、他にも、体を使って美術館にある彫刻に親しむワークショップなど13種類のプログラムが行われました。この取り組みは、とても人気で、初日のきょうも2、000人あまりの親子連れで賑わいました。チルドレンズ・アート・ミュージアムは、明日も、午前9時から大原美術館で開かれます。




