倉敷市は2023年度中に完成する真備復興防災公園の設計に向けて、真備地区の住民向けにアンケートを行っています。
真備復興防災公園は真備町の小田川と支流の高馬川の交わる地点に整備されます。
豪雨災害からの復興事業の一つで、災害時の防災拠点や一時避難場所に、平常時には防災教育の場や交流の場として役割を果たします。
設計案の策定にあたり、倉敷市は21日から真備支所で真備地区の住民向けにアンケートを行っています。
地域住民が利用する施設として、できるだけ多くの意見を聞き、災害時に備えるためです。
アンケートでは防災公園の利用方法や防災施設としてどのようなものが必要か6項目を聞きます。
防災公園の設計は新国立競技場のデザインを手がけた隈研吾さんの設計事務所などが担当します。
公園は堤防と同じ高さの6メートルにかさ上げし災害時には一時的に車でも避難できる場所にしています。
また、緊急用資材を備蓄する防災倉庫なども設けます。
平常時には、セミナーやイベントを開催できる交流広場や親子連れが楽しめる遊具広場など多くの世代が集う場所となります。
防災公園は2023年度中に完成する予定です。
住民向けのアンケートは来月(3月)11日(金)まで真備支所一階のロビーと倉敷市のHPで行われています。




