玉野市議会3月定例会が開会し、令和4年度の一般会計予算案を含む24議案が上程されました。
玉野市の令和4年度一般会計予算の総額は、前の年と比べて4億1000万円増え、236億3000万円となっています。
主なものとして、設備の老朽化や耐震化が問題視されている本庁舎の建て替えに向けた基本計画の策定などにかかる費用に9900万円。
今年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭が開催されるため、その関連事業に3400万円あまり。
今年夏に完成する予定の新しい学校給食センターの管理運営費に1億8700万円。
災害対策として、非常食などの備蓄品を管理、保管するための防災倉庫を市内24ヵ所に整備する費用に2230万円が計上されています。
さらに、就任後初の新年度を迎える柴田義朗市長の公約事業として、結婚を希望する若い世代を後押ししようと「結婚新生活支援事業」を実施します。
結婚に伴う引っ越し費用や家賃などの補助金として、900万円を盛り込みました。
また、今回上程された議案のうち、国が行う「子育て世帯への臨時特別給付金事業」の対象外になった世帯へ、市独自に10万円の給付金を支給する補正予算案が可決されました。
3月定例会は、来月1日から一般質問が始まり、22日に閉会します。




