今月19日から、倉敷市内各地で雛めぐりが開催されています。
真備町の横溝正史疎開宅では、地域住民の作品などが並ぶ雛まつりが始まりました。
横溝正史疎開宅では、訪れる人に楽しんでもらおうと、毎年この時期に住民手づくりの雛人形などを展示しています。
今年の注目は、真備町産の竹を使った雛人形の段飾り。
こちらは、真備町辻田に住む竹細工作家・佐名木紀さんが手掛けたものです。
佐名木さんは、西日本豪雨で自宅と共に過去に制作した雛人形などの作品も被災してしまい、およそ1年かけて新たにこの段飾りを作り上げました。
人形の着物や持ち物、雛道具もすべて竹を使い繊細に仕上げています。
そのほかにも岡田地区の住民が手作りしたパッチワークのタペストリーや押し花アートなど見応えのある作品が揃っています。
横溝正史疎開宅の雛まつりは、来月6日まで、平日は火曜日と水曜日、それに土・日に開催されています。




