倉敷市新田地区にある阿智神社の御神田で、きょう青田刈祭が行われました。
阿智神社では、境内に飾るしめなわ用のワラや、正月の神事で使うもち米を新田地区の御神田で、育てています。青田刈祭には、阿智神社の総代や氏子などおよそ30人が参加し、神事のあと鎌を使って稲を刈り取っていき天日干しをしました。しめなわに使う稲を刈り取る青田刈りは、天候や稲の生育状況に注意しながら穂が出る直前に行うため、その時期を見極めるのが大変難しいそうです。稲も青々としているため、通常の稲刈りよりも力が必要とあって、参加した人たちは額に汗しながら丁寧に刈り取っていました。天日干しした稲わらは、このあと、機械などを使って十分に乾燥させ、11月中旬の大しめなわ作りに使われます。




