倉敷商業高校の生徒が地元の観光地について研究した成果を報告しました。
成果報告会は今月(2月)18日に倉敷市の会場からオンライン形式で行われました。
倉敷商業高校では、地元の観光について考える授業やプロジェクトを実施しています。
今年度までの3年間は活動が県の事業に指定されたため岡山県教育委員会や学校関係者へ向けた成果報告会を開きました。
生徒は観光の視点から地域のことを知ろうと、3年生で倉敷美観地区の観光ガイドの研究か、小学生が買い物しやすいガイドブックを作成するか、どちらかの授業を選んでいます。
観光ボランティアガイドの授業では1学期にガイドのコツなどを学ぶと、2学期には実際に倉敷美観地区で4日間、観光客や修学旅行の小学生を案内しました。
活動を通して相手の年齢に合わせて伝える力や笑顔の大切さといったコミュニケーション力が身につき、最初は知らなかった場所の名前や魅力を知ることができたと発表していました。
また、国際経済科では2年生から倉敷の魅力を外国人へ伝えることに取り組んでいます。
2年生の小野さえさんは1年間の成果を堂々と英語で披露しました。
そのほか有志や自由活動として行っている研究成果も発表され、生徒は倉敷の特産や街並みについてより興味を持った様子でした。
倉敷商業高校ではこの活動を2022年度から全国の商業高校などで始まる「観光ビジネス」教育に生かしていきたいとしています。




