倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

柴田市長初の編成 玉野市新年度当初予算案

玉野市は、2022年度当初予算案を発表しました。
柴田義朗市長は初めての予算編成で、さっそく公約事業を盛り込んだほか、本庁舎の建て替えなど大型建設事業に関わるものも計上。
イベント復活のための支援も予算化しました。

一般会計の当初予算案は、総額236億3000万円で、前の年と比べて4億1000万円、率にして1.8%増えました。
当初予算の額としては、過去10年間で3番目の規模となります。
これは、普通建設事業費が、前の年より22%増えていることが要因の一つです。
市役所本庁舎の建て替えを2025年度までに行うため、今年度は新庁舎の規模や機能、建設費を算定するための基本計画策定にかかる費用9900万円を予算化しました。
また、今年夏に完成する新しい学校給食センターの運営にかかる費用1億8700万円を盛り込んでいます。
ごみ処理の広域化については、中継施設の建設準備に入るため、設計などの費用に1500万円を充てています。
また、防災面では新たに、避難所での備蓄品や新型コロナ対策用品を備えた防災倉庫を市内24ヶ所に設置するため、今年度は2230万円の予算を計上しました。
このほか、4月から家庭ごみが有料化されるのに合わせ、電気式生ごみ処理容器の購入補助金を、上限1万円から3万円に増額します。
そのための経費129万円を当初予算に盛り込んでいます。
柴田市長の公約事業では、結婚にともない新生活を始める世帯に、家賃や引っ越し費用などを補助する「結婚新生活支援事業」を創設します。
初年度は900万円を予算化し、29歳以下の世帯に60万円、39歳以下の世帯に30万円を補助する計画です。
そして、今年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が開催されることから、関連事業に3400万円あまりを計上。
それにあわせて有名タレントを起用したシティプロモーションも展開する考えです。
また、さまざまな事情で中止が続いている「たまの港フェスティバル」と「玉野まつり花火大会」について、市が開催を支援するため、あわせて850万円を予算に組み込みました。

新年度予算案は、24日開会の2月定例市議会に提案されます。
予算案と合わせて、これまで行っていた市長の給料を20%、副市長と教育長の給料を10%それぞれカットする条例案も上程します。

KCTニュース動画

ご迷惑をおかけいたします。現在、混み合っています。(KCT-Net非会員様:こちらの動画は会員専用のサービスです)
  • 放送日:2022/02/17(木)
  • 担当者:六路木謙治
おすすめ記事
親子と楽しい時間を ママ友パネルシアター奮闘中
みんなの思いを乗せて甦れ!貴重な国鉄車両

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040