総社市出身の書道家髙木聖雨さんが自身の書の作品を総社市へ寄贈し、きょう総社市役所でお披露目されました。
寄贈式には書道家の髙木聖雨さんと総社市の片岡総一市長などが出席し、髙木さんから総社市へ子どもの書道の育成・振興のための寄附金と9点の書道作品が贈られました。
今回寄贈されたのは中国古代文字・金文を使った大字の作品です。
髙木さんの書はダイナミックで力強い字が特徴で墨の黒と半紙の白のバランスが魅力です。
「乗機」と書かれたこちらの書には「機会を逃さずに乗る」という意味が込められています。
こちらの作品は東京オリンピックを記念して行われた「日本の書200人選」に出展した作品です。
髙木聖雨さんは書道家の父 高木聖鶴さんの元に生まれ、自身も大学入学後書道の道に進みました。
昭和49年に日展に初入選を果たし、平成27年の日展では文部科学大臣賞を受賞しました。
今回寄贈された作品は総社市民ギャラリーで今月23日(水)から3月6日(日)まで行われている「総社ゆかりの書家三人展」で展示されます。




