人口減少などに伴い検討されてきた玉野市議会の議員定数は、現状の19のまま維持されることが決まりました。
玉野市議会改革検討委員会は、来年に控える市議会議員選挙を前に、人口減少などに伴って現状の議員定数が妥当か今年度、検討してきました。
きょう(14日)の委員会では、会派の代表など6人が出席し、委員長以外の5人が議員定数についての意見を出し合いました。
その結果、定数19のままとする「現状維持」を4人が示し、1人が「4人減の15人」を示しましたが、多数決により現状維持とすることが決まりました。
「現状維持」を示した議員からは、「定数を減らすことで若い世代が議員になる間口を狭めてしまう」、「同じ人口規模の全国の自治体の定数と比べ多くない」などの意見が出ていました。
一方で、「削減」を示した議員からは、「市の財政がひっ迫する中、議員の数を減らすことで様々なコストの削減につながる」などといった意見が出されていました。
今回の決定により、来年(2023年)春の玉野市議会議員選挙は従来通りの定数19で実施されます。




