倉敷市で活動する陶芸作家など3人による作品展が、倉敷市中央のスペースみきで開催されています。
会場には、暑い夏に涼を呼ぶような作品が並んでいます。この作品展は、陶芸家の三宅玄祐さん、華道家の楢崎聖さん、そして、ガラス作家の白神典大さんの3人が初めて開きました。陶芸家の三宅さんは、傾きや長さが違う縦の線に様々な人や社会を表現した陶器を展示。ガラス作家の白神さんは、色がついたガラスの粉末を使い涼しげな作品を出品しました。その2人の作品に、華を添えたのが華道家の楢崎さん。搬入当日に展示された器を見て町家の空間を彩りました。三宅さんは「異なる2種の器に花を添えることで全く違うよさが出てきた」と今回の作品展に手ごたえを感じていました。また、ガラスや陶器の風鈴が軽やかな音色を奏で吊り下げられたスチールグラスが夏の風に揺れて涼しげな空間を演出しています。この作品展は今月22日(日)までスペースみきで開催されています。




