倉敷ケーブルテレビやテレビ局・新聞社が加盟する岡山スポーツ記者クラブはこの1年間に活躍した岡山県ゆかりの9人の選手と4団体に「岡山スポーツ賞」を贈ることを決めました。
栄誉賞には東京オリンピック・パラリンピックに出場し金メダルを獲得した3人の選手が選ばれました。
KCTエリア内からはソフトボール日本代表の総社市出身原田のどか選手が選出されています。
原田選手は、東京オリンピックで全6試合にフル出場し強肩を生かした守備などで金メダル獲得に貢献しました。
総社東中学出身の原田選手は岡山南高校に進み現在は実業団の太陽誘電でプレーしています。
続いて個人では4人が選ばれました。
バドミントンでは水島工業高校出身で現在はNTT東日本に所属する山下恭平選手が選ばれました。
山下選手は去年12月にスペインで行われた世界選手権の混合ダブルスで3位に入りました。
2024年のパリオリンピックでも活躍が期待されています。
個人賞ゴルフでは総社市出身の梶谷翼選手と倉敷市出身の尾関彩美悠選手の2人が選ばれました。
梶谷選手は去年4月にアメリカで行われた「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権」で日本人初優勝の活躍をみせました。
尾関選手は去年6月に鳥取県で行われた日本女子アマチュア選手権で優勝を飾り11月の最終プロテストではトップ合格しています。
個人賞スピードスケート・ショートトラックでは倉敷高校の中島未莉選手が選ばれました。
中島選手は今年1月に行われた国体女子500メートルで優勝を果たし3月に行われる世界ジュニア選手権の代表にも選ばれています。
4月からは中京大学に進み4年後の冬季オリンピックで活躍が期待されます。
また特別賞には4大会連続でオリンピックに出場するなどバレーボールの日本女子を長年けん引し、去年引退した倉敷市出身の荒木絵里香さんに贈られました。
功労賞は岡山県空手道連盟副会長で倉敷市出身の滝本洋三さんが受賞しました。
滝本さんは山陽高校で長年、空手部の監督とつとめ1995年の全国高校総体の団体では史上初のアベック優勝を果たしました。
現在も自ら創設した道場で子ども達の指導にあたるなど競技の普及や発展に貢献しています。
団体賞は、春の高校バレーで2連覇を果たした就実高校のバレー部など4団体が受賞しています。




