倉敷市で行方不明になった男性を約2時間後に警察嘱託犬が発見しました。
お手柄の警察犬とその指導者に警察署から感謝状が贈られました。
行方不明の男性を発見したのはボーダー・コリーの「ナナ・オブ・ザ・ブラックフライ号」通称ナナです。
行方不明者や犯罪捜査などを担う警察嘱託犬として2018年から活動しています。
ナナは今月2日の午前3時頃、市内に住む30代男性が行方不明になったという情報を受け出動。
寝巻の匂いをもとに男性の自宅周辺をおよそ2時間4キロほど捜索したところ、歩道を歩いている男性を発見しました。
倉敷警察署の中村道範署長からナナと指導者の浅田ゆりかさんへ感謝状と記念のメダルが贈られました。
ナナは警察嘱託犬として4年目で今回の捜査で23回目の出動になりました。
ふだんの散歩から嗅覚を使った訓練を行い緊急時に備えます。
岡山県では現在34頭の嘱託犬がいて主に、行方不明者の捜索活動が多くなっています。
去年2月から嘱託犬が出動したのは66件です。




