倉敷市は一般会計の総額で1914億円となる新年度の当初予算案を発表しました。
過去2番目の規模の予算総額です。
倉敷市の令和4年度の一般会計当初予算額は1914億1500万円です。
災害復興のため発行していた市債の返済や老朽化した施設の再編などで今年度と比べ34億2200万円の増額となり過去2番目に多い予算編成となりました。
■施設整備では令和7年の稼働めざして玉島に整備する倉敷西部クリーンセンターの工事費に17億9500万円。
■老朽化した屋内水泳センターを水島緑地福田公園の水泳場に統合し新たな屋内プールを整備する事業に1億7500万円となっています。
利用の開始時期や具体的な内容については未定です。
■また統合を予定している精思高校と市立玉島高校の校舎を今年度で閉校する霞丘小学校の校舎を改修して活用することを発表しました。
事業費は5億4000万円で令和6年4月から利用をはじめる計画です。
また平成30年7月豪雨災害関連では小田川沿いに災害時の防災拠点や一時避難所として活用する復興防災公園に建物を整備する費用として1億2200万円を計上しました。
復興防災公園の設計にあたり3月1日に設計を担当する建築家の隈研吾さんと住民との意見交換会を開く予定です。
倉敷市の新年度当初予算案は2月15日に開会する市議会に提案されます。




