倉敷市が発行する住民参加型市場公募債「倉敷よい子いっぱい債」と「豪雨復興債」が、今年度はあわせて12億円分販売されます。
今回は抽選で販売し、あす7日から事前応募を受け付けます。
「倉敷よい子いっぱい債」は、総額10億円発行します。
校舎を改築した西阿知小学校のグラウンド整備や、堤防工事のため移転する箭田小学校のプールに屋根を付ける事業などに使います。
「平成30年7月豪雨復興債」は、2億円発行します。
小田川の改修など、真備地区の治水対策事業や、岡田小学校の進入路拡幅といった避難経路確保の取り組みに活用します。
金利はいずれも5年ものの個人向け国債の利率に0・1%上乗せした、0・15%となります。
また、これまで先着順の販売でしたが、新型コロナ対策で販売窓口の混雑を避けるため、抽選方式に変わります。
7日から18日の間に取り扱い金融機関で申し込みを受け付け。
21日にコンピュータによる抽選で、当選者を決めます。
倉敷市では2006年度から住民参加型の市場公募債を発行し、これまで179億円を販売。
学校園の改修や豪雨災害の復興事業費に充てています。




