倉敷市在住の女性が特殊詐欺を未然に防いだとして倉敷警察署から表彰されました。
特殊詐欺を防止したのは倉敷市在住の大賀明美さんです。
大賀さんは、先月24日信用金庫のATMで携帯電話のスピーカー機能を使い指示を受けながら振り込みをしようとする60代の女性を発見。
市役所から、介護保険の過払い金を返還すると連絡を受け手続きを行う女性に対し「その振り込み、本当に大丈夫ですか?」と大賀さんは呼びかけました。
女性は一度「大丈夫です」と答えましたが電話先から聞こえてくる振込先が県外であったことなどから大賀さんは「振り込みをやめてください」と女性の振り込みを止め、特殊詐欺を未然に防止しました。きのう(1日)、
倉敷警察署で行われた表彰式では中村道範署長から大賀さんに感謝状が贈られました。
倉敷警察署管内では去年(令和3年)1年間で25件、およそ4600万円の特殊詐欺による被害が発生しています。
倉敷警察署は金融機関などと連携しながら広報啓発活動を行い特殊詐欺を防止していきたいとしています。




