岡山県ではきょうから3回目の「まん延防止等重点措置」が始まりました。県内の観光地では客足が減り、厳しい状況が続きそうです。
3回目のまん延防止を迎えたきょう午前の倉敷美観地区です。
1月の閑散期に重なる形でさらに観光客が減っています。
コロナが減少傾向にあった11月から12月にかけ人流は戻りつつありましたが、1月に入り一転。
オミクロン株の感染急拡大により美観地区を歩く人はまばらでした。
大原美術館では去年10月にオープンした新児島館をきょうから臨時休館することに決めました。
新児島館は入場料が無料なことと、ショップに集まる人流を制御できないため十分な感染対策を行えないと判断しました。
大原美術館への客足も減っています。年末、
日に1000人ほど来ていたお客さんは、一月に入り減少し、昨日は70人ほどでした。
美観地区の和菓子店からも悲痛の声が上がっています。
宿泊施設にも影響が出ています。
倉敷国際ホテルでは今月に入ってから予約の7~8割キがャンセル。
県内外の団体客を中心に減っており前回のまん延防止期間よりも厳しい状態だと言います。
オミクロン株による感染急拡大が続き、まだピークは見えていません。
感染を抑えるための我慢の日々が続きます。




