医療や福祉に興味をもってもらおうと、倉敷市松島の川崎医科大学で小・中学生を対象にした体験教室が開かれました。
体験教室には倉敷市内外からおよそ300人の親子連れが参加し、グループに分かれて医者の仕事内容や病院内の見学をしました。このうちドクターヘリについて学ぶグループは、川崎医科大学附属病院救急科医長でフライトドクターの奥村 澄枝さんから話を聞きました。救急医療専用のヘリコプター「ドクターヘリ」は、パイロット、整備士、医師、看護師がチームを組んで乗り組み一年間でおよそ400回出動しています。奥村さんからドクターヘリの活動について学んだ子どもたちは、操縦席など普段近づくことのできない内部の様子を見学しました。見学会の途中には、ドクターヘリの出動要請がかかる緊迫した場面にも遭遇し、参加した子どもたちは、ドクターヘリの出動の様子を間近に見て、救急医療への関心を高めていました。




