使用済みのてんぷら油から環境に優しい石けんを作ってみようと、小学4年生以上の児童を対象に親子ふれあい石けん作り講座が倉敷南公民館で開かれました。
この講座は、倉敷地区環境衛生協議会大高支部が、初めて開いたものです。板谷美子会長はじめ14人の石けん作りグループは、毎月1回、地域住民から回収した使用済みのてんぷら油で石けんをつくり、環境保全活動を推進しています。石けん作り講座には、小学生6人が参加し、使用済みのてんぷら油に苛性ソーダを混ぜて作る固形石けんと、暖めた油にミカンの皮とご飯を加え苛性ソーダを混ぜ合わせるゼリー状石けんの作りを体験しました。使用済みの食用油で作った石けんは、手あれが少なく、すすぎが簡単で水の節約になり、排水を川に流しても分解が早い、などの特徴があります。子どもたちが作った石けんはそれぞれの家庭に持ち帰り一カ月ほど乾燥させてか使います。




