倉敷美観地区で民芸品の魅力を50年に渡って伝え続けてきた『融民芸店』がきょう(31日)、一つの節目を迎えました。
店主の小林 融子さんは生活に寄り添う民芸品の魅力を50年もの間、伝え続けてきました。
深い青色や透明感が特徴で素朴な美しさと実用性を兼ね備えた倉敷ガラスをはじめ、国内外の窯や工房を直接訪ねて選んだ民芸品はどれも秀作揃いです。
28歳から始めた『融民芸店』は今年で創業50年。
78歳となった小林さんは半世紀を節目に店主を引退します。
小林さんの意思を継いで、新たに店主となるのは、岡山市の民芸品店で長年働いてきた経験を持つ山本尚意さんです。
『融民芸店』は代替わりをしても、使いやすく親しみのあるものを届け続けていきます。
今後の『融民芸店』は、1月いっぱいは準備などのため店を閉め、2月から新たな店主の山本さんによって再開します。




