玉野市の荘内中学校の生徒が海の環境美化を呼びかけようと海岸で集めた漂流物を使ってオブジェを制作しました。
荘内中学校では、3年生がグループに分かれてSDGs課題解決型学習に取り組んでいます。
このうち「Sea Clean Recycle Project」では、海の環境美化を啓発しようと生徒が海岸の清掃で集めた漂流物を活用し、今年10月からオブジェの制作を進めてきました。
玉野市番田の海岸で拾ったゴミは2トントラックおよそ2台分。
その一部を使った魚のオブジェが今月23日ようやく完成しました。
「荘内のマンボウ」と名付けられたオブジェは、たて1メートル80センチ横2メートル70センチの大きさです。
発泡スチロールをネットで包んで土台を作り、ペットボトルや靴、ヘルメットなどをくくり付けて存在感のあるオブジェを仕上げました。
そして、「荘内のマンボウ」の隣には、合作として美術部員が描いた壁画も並んでいます。
部活動を引退した3年生6人が、美しく豊かな海をイメージしてたて3メートル、横8メートルの作品を作り上げました。
海の環境美化を呼びかけるオブジェと壁画は、当面の間荘内中学校の入り口に展示されるということです。




