きょう(22日)は一年の中で最もお昼の時間が短い日「冬至」です。
毎年、県内で唯一、冬至前後の寒い時期に合わせ行われているイ草の田植えが倉敷市で行われました。
倉敷市上東にある10アールの水田でイ草の苗の植え付けと今月上旬に植え付けを終えた苗の調整を行う補植という作業が行われました。
1メートル40センチ以上にまで成長するイ草は冬至前後の寒い時期に田植えを行うことで地面にしっかりと根をはり今後の成長に備えることができます。
そのためイ草は、毎年この時期に田植えが行われていて今年は去年より5000株多い2万株が植えられました。
田植えを行ったのは、イ草の栽培から加工までを一貫して行うメーカー「IGUSA LABO」の代表今吉俊文さんです。
かつて、イ草の一大産地として知られた岡山県ですが現在、栽培に取り組んでいるのは今吉さんだけになっています。
植えられたイ草は来年5月頃に成長を促すため「先刈り」という作業を行い7月下旬に収穫が行われる予定です。




