不正に介護報酬を受給するなどしたとして、倉敷市は市内でグループホームを運営する介護サービス事業者に2100万円余りの返還を求める行政処分を行いました。
6カ月の新規利用者受け入れ停止などの処分が決まったのは、倉敷市黒崎のグループホーム泰山荘を運営するウェルフェアコーポレーションです。
倉敷市によりますとこの事業者は、去年9月から今年9月末までの間、本来、グループホームに配置が必要なケアマネジャーを配置せずに介護サービスを行い不正に介護報酬を受給するなどしたということです。
今年9月に不正受給などについて匿名で通報があり、市が調査したところ不正が発覚しました。
事業者は不正を認めていて、市は事業者に対し、不正に受給した給付金と加算金を合わせた2100万円余りの返還を求めています。




