倉敷市内の美術愛好家が描いたクリスマス絵画展が倉敷教会で開かれています。
倉敷教会には 教会員の浜田光輝さんが描いた作品が約３０点並んでいます。倉敷教会では 毎年クリスマスイブに行っているクリスマスキャンドルライトサービスが新型コロナの影響で、去年に続いて今年も中止になりました。そこで、例年キャンドルサービスに携わっている浜田さんがキリストの誕生を祝うクリスマスを前に命の大切さや、魂の救いなどをテーマにした今回の絵画展を企画しました。店舗設計や内装工事などの倉敷店装の社長である浜田さんはロープや瓶ビールの蓋、セメントなどを使った個性的な作品が特徴です。こちらは、倉敷国際ホテルの屋根に使われていた１００年以上前の銅板を、十字架の模様に見えるように切り、祈りを表現した作品です。銅板の自然な経年変化による青さびと、墨で色づけられています。またこれは、 昨年ケガで入院した浜田さんが 一時は車いす生活を覚悟したもののリハビリで乗り越えた経験が、「救い」としてアクリル絵の具で丁寧に描かれています。
浜田さんの クリスマス絵画展は 今月１９日まで日本キリスト教団・倉敷教会で開かれています。また、作品の一部は販売され売り上げは教会を通してコロナで両親を亡くした子どもに全額寄付されるということです。
