戦争や、原爆の悲惨さを語り継ごうと倉敷市内では定期的に被爆体験者による語り部の会が開かれています。
倉敷市で毎月行われている被爆者による語り部の会です。
きょう、語り部として登壇したのは三村真江さん77歳です。
原爆が投下された76年前、当時1歳だった三村さんは家族と爆心地から1.2キロ離れた自宅にいました。
赤ん坊だった三村さんは足に放射線を浴びケロイドになり足の毛穴が無くなったそうです。
当時の記憶はないものの、母親から聞いた話や被爆してから現在に至るまで原爆による後遺症に苦しめられていることを語りました。
この語り部の会を開いている岡山県被爆者会倉敷支部には現在74人の会員がいます。
5年前130人いた被爆体験者は高齢化で現在63人に減っています。
そこで今年の4月、戦争や原爆の歴史をこれからも多くの人に語り継ごうと戦後に生まれた第二世代、第三世代の11人が新しく加わりました。
語り部の会は毎月第3火曜日に午前10時からくらしき健康福祉プラザで行われます。
次回は来月(1月)18日を予定しています。




