KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

近年、全国各地で大きな地震が頻繁に発生していて今後いつ地震が起こってもおかしくない状況だと言われています。
地震に備える方法の一つに住宅の耐震化があります。
そんな耐震化についてのパネル展があちてらす倉敷のあちてらすぽっとで開かれています。


今後、高い確率で南海トラフ巨大地震の発生が予想され、倉敷市でも震度６強の揺れが想定されています。
倉敷市内の住宅や公共施設など木造の建築物の耐震化率は現時点で８５％で、倉敷市は令和７年度末までに耐震化率を９５％まで引き上げることを目標にしています。
このパネル展はそんな耐震化に対する市民の意識を高めることを目的に、開かれています。
会場には、耐震化についてや、耐震化するには何をすればいいかなどについて詳しく説明したパネルが展示されています。
その他にも補強の有無によって建物の地震時の揺れの差が分かる模型も展示されていてこのように壁補強がされている方の建物は揺れが抑えられていることが一目瞭然です。
また、耐震工事はコスト面での負担が大きいという課題点から倉敷市では昭和５６年５月３１日以前の建物の耐震診断などの費用の一部を補助する制度を設けていて、更に耐震化を進めていくことを 目指しています。
このパネル展は、今月２７日まであちてらす倉敷南館のあちてらすぽっとで開かれています。