玉野海上保安部は海上保安部の活動を知ってもらおうと玉野市の中央公民館で特別展示を行っています。
玉野海上保安部では毎年海上保安部の船の模型や仕事と内容を紹介する特別展を行っています。
今年は日本で近代的な海の地図「海図」の制作がはじまって150年となることから海上保安部が作っている海図について詳しく紹介しています。
海図には海の深さなどが記され船の航路や地形の調査などで活用されています。
明治時代には紐を付けて水深を測り人の手で作られていました。
戦後になってからは測量船が開発され音波をつかって深さを調査することができるようになりました。
会場には明治時代から現在までの瀬戸内海の海図が展示され測量の技術や開拓などで変わった海辺の変化を知ることができます。
その他、海底の地形を立体的に見ることができるブースや噴火を繰り返し大きくなっている西之島から採取した溶岩なども展示されています。
また会場には小中学生から募集した図画コンクールの作品も展示されています。
「未来に残そう青い海」をテーマにそれぞれが自由に描きました。
海上保安協会広島地方本部長賞には玉小学校3年の横田結衣香さんの作品が選ばれました。
玉野海上保安部の特別展示はあす(12日)まで玉野市立図書館中央公民館ギャラリーで行われています。




