倉敷市では、倉敷美観地区周辺をスマホを使ってスタンプを集めながら巡るデジタルスタンプラリーが開催されています。
旧町名が刻まれている石碑や倉敷市の日本遺産を構成する文化財がスタンプラリーのスポットになっておりそれぞれの場所にあるQRコードを読み取るだけでスタンプがゲットできます。
コースは倉敷美観地区周辺に1時間から2時間程度でまわれる「山コース」と「川コース」の2コース用意されており自分の好きな方を選んで巡ることができます。
「山コース」はかつて海であった倉敷に浮かんでいた、鶴形山を囲むようなルートになっています。
実際に波を受けていたと思われる岸壁を見ることができ、かつて鶴形山が島であった面影を感じることができます。
「川コース」は倉敷川の周辺を巡るコースになっていて、運河を利用して栄えていた倉敷川の名残と町の風情を味わいながらウオーキングが楽しめます。
またスマホで公開されている「倉敷まちあるきマップ」には少しおもしろい工夫がされています。
地図は現在のものではなく1963年と2005年の鳥瞰絵図が使われていてまちあるきをしながら今の町の風景と昔の地図を見比べて楽しむこともできます。
このデジタルスタンプラリーは地元の人たちに、倉敷のまちを歩いて良い所を再発見してもらい、中心市街地を活性化させようと倉敷市が企画しました。
倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーは来年1月31日まで美観地区周辺で行われています。
こちらのスタンプラリー、山と川、どちらかのコースで6ヵ所以上スタンプを集めると抽選で倉敷ガラスのグラスやトートバッグ・マスキングテープが当たるということです。
みなさんもぜひ、まちあるきを楽しみながらスタンプを集めてみてください。




