ニューヨーク在住の現代美術アーティスト、斉藤清光さんの玉野市での初めての個展が、きょうから始まりました。
斉藤さんの作品は、手足のついたアルファベットを並べて作り上げたもの。手足をつけた文字は、言葉を話すことのできる人間を表現しています。岡山市出身の斉藤さんは、21年前からニューヨークに住み、作品を作り続けてきました。長年ニューヨークで暮らす中で「人間は、言葉を発することができるからこそ、欲望に際限がなく、愚かである」と感じるようになったそうです。そして、これからの未来を心配し、作品の中で人間の将来に警告を発するようなメッセージを伝えています。NY在住の現代美術アーティスト斉藤清光さんの個展は、今月23日(月)まで、玉野市築港の駅東倉庫で開かれています。




