高齢ドライバーによるブレーキやアクセルの踏み間違いを防止しようと、安全運転サポート車の体験会が倉敷市内4つの警察署によって合同で行われました。
障害物を検知し自動で衝突を防ぐ安全運転サポート車、通称「サポカー」です。
車の前面にカメラが搭載され、障害物を認識し50キロの速度でも衝突を防ぎます。
また、アクセルとブレーキの踏み間違いを防止する機能もあります。
車止めで車体が止まった状態で、誤ってアクセルを踏むと・・・
ブレーキがかかり車内でブザーがなります。
バンカーについたセンサーが超音波で障害物を検知し踏み間違えによる事故を防ぎます。
参加した各地区の老人クラブのメンバーは実際にサポカーに乗って運転し、車が自動で止まる機能に驚いていました。
この体験会は市内でアクセルとブレーキを踏み間違えた車による事故が多発していることから児島警察署や倉敷警察署など市内の4署によって合同で行われました。
倉敷市内では今年に入ってから踏み間違えによる事故が10件発生していて、その内3件が高齢者だということです。
警察署は、高齢者に対してより一層交通安全に注意するように呼びかけました。




