倉敷高校ラグビー部は高校生ラガーマンの夢の舞台花園出場を懸けた岡山県予選を勝ち上がり今度の日曜日に決勝戦に挑みます。
創部以来初となる花園出場を目指し練習にも熱が入っています。
倉敷高校ラグビー部は2019年に創部され、今年3年目を迎える新しい部です。
創部当初は9人だった部員も34人にまで増えています。
この3年間で着実に実力を蓄えた倉敷高校ラグビー部は今年の県総体、岡山県高校ラグビー選手権で優勝。
花園出場校を決める岡山県予選でも順調に勝ち進み花園出場に王手をかけました。
そんなラグビー部で創部以来、チームを指揮するのが梅本勝監督。
これまで監督を務めた島根の石見智翠館高校や広島の尾道高校を花園常連校に仕上げてきた名将です。
梅本監督が大切にしているのが時間の有効活用です。
週6日ある練習日のうち3日が朝練のみという限られた時間の中での練習では1つ1つの練習が大事になっていきます。
そんな梅本監督のもと選手たちが磨いてきたのがディフェンスです。
これまで予選2試合を戦い、失ったのはわずか10点のみです。
そんなチームのディフェンスの要となるのは2年生キャプテン丸尾瞬選手です。
相手に突っ込んでいくガッツととっさの判断力が持ち味です。
そして、丸尾選手と共にチームを引っ張るのがニュージーランド出身の3年生、ティポアイー・ラリー・ルーテル選手です。
身長190センチ、体重110キロの恵まれた体格を生かし果敢なプレーを展開します。
今回の予選は怪我によって出場できていませんが決勝戦に向けて気合は十分です。
決勝戦で戦うのは去年の予選大会、準決勝で敗れた玉島高校です。
創部した時は、1年生だった現在の3年生にとって最後の花園出場チャンスです。
花園出場を懸けた玉島高校との決勝戦は今月(11月)21日に美作ラグビー場で行われます。




