倉敷ガラスや天神窯など倉敷の炉と窯から生まれた作品展が開かれています。
倉敷市のギャラリー・メリーノには地元倉敷で続く天神窯や真𠮷備窯、羽島窯といった窯元の作品や小谷栄次さんの倉敷ガラスなどおよそ100点が並んでいます。
窯ごとに使う土や作り方、特徴も様々です。
こちらの羽島焼は昭和21年に開かれ、民芸品として簡素で生活のなかで使いやすく戦後から長い間親しまれています。
また、イギリス人陶芸家バーナード・リーチの系統をひいて、絵付けにこだわったものもあります。
今月、倉敷市文化章を受章した天神窯の岡本篤さんは来年の干支・寅をモチーフにした香炉や季節の花が描かれた湯飲みを、息子の和敏さんは練り上げという技法で細かな柄を作り出しています。
こちらは倉敷ガラスの小谷栄次さんの作品です。
飲み口が色付けされ、光の反射で色鮮やかに輝きます。
表面に凹凸をつけることで立体感とぬくもりが感じられ、使う人を目で楽しませます。
「倉敷の炉と窯」の作品展は11月21日(日)までギャラリー・メリーノで開かれています。




