戦争の教訓を風化させず次世代につないでいこうと、総社市の戦没者の名前が記された碑が総社宮に完成し、除幕式が行われました。
総社宮の境内に完成した横2・4m、高さ1・4mの3基の碑には、明治時代以降、太平洋戦争などで亡くなった1630人の名前が記されています。
総社市の戦没者はこれまで和紙に名前が書かれ、昭和30年に総社宮の境内に建てられた「忠魂碑」の中に納められ管理されていました。
長年の風雨などで今後、和紙が劣化していくことを考え「慰霊芳名碑」として総社市遺族連合会と総社市がこの度建立したものです。
碑の除幕式には戦没者の遺族などおよそ40人が参加。
戦争で命を無くした親族などの名前を碑の中に見つけると、追悼の意を表していました。




