これからの時期に旬を迎える露地桃「冬桃がたり」の出荷に向けての選果作業が、総社市で始まっています。
「冬桃がたり」は白桃の品種では日本で一番実の生育が遅く、11月中旬から下旬にかけて収穫されます。
平均糖度は15度以上とほかの品種と比べて糖度が高く、なめらかな果肉と豊かな香りが特徴で、贈答用として人気があります。
けさ(12日)、総社市の山手中央選果場へ地元の農家が収穫した桃、およそ2トン・9000個が次々と運び込まれました。
持ち込まれた桃は専用のセンサーで糖度が計られ、4つの等級に仕分けられました。
今年は、夏にまとまった雨が降り、秋に晴れ間が続いたことで例年よりも実は大きく、糖度も高いものが出来たそうです。
「冬桃がたり」は来月(12月)上旬までにおよそ10トンが収穫される予定で、地元の直売所をはじめ東京や大阪でも販売されます。




