岡山県のまん延防止措置が解除されて1カ月以上が経過し、倉敷美観地区にも修学旅行生が戻ってきました。
特に県内の学校では修学旅行の代わりに日帰りができる近場の美観地区を選ぶ例が多く活気が溢れています。
倉敷市の茶屋町小学校では新型コロナウイルスの影響で去年に引き続き修学旅行の代わりとして倉敷美観地区への日帰り旅行を行いました。
朝8時、およそ200人の児童がバスに乗って学校を出発し30分ほどで美観地区に到着しました。
茶屋町小学校ではコロナ禍で県外への旅行が難しい中岡山県を代表する観光地である美観地区で地元の良さを再発見し楽しんでほしいという想いで美観地区での日帰り旅行を実施しています。
現地ではグループに分かれ手ぬぐい作りやキャンドル作りを始めとした美観地区ならではの体験活動を用意しました。
こちらのグループが体験したのは阿智神社の斎館での切子ちょうちん作りです。
ここでは、県内にいながらも子どもたちに少しでも多く思い出を残して欲しいと新型コロナウイルスが流行した去年から、修学旅行生の受け入れを始めています。
子どもたちはちょうちんをマスキングテープやシールなどで思い思いのデザインに飾りつけて完成です。
最後は、明かりを灯した自分の提灯と作家のオリジナルの作品を眺め楽しんでいました。
また、県内だけでなく大阪や広島などを中心とした県外の修学旅行生も多く訪れていました。修学旅行のバスも
まん延防止措置解除前の9月まではほとんど来ていませんでしたが感染状況が落ち着いたこともあり10月から徐々に増え、多い時では一日30台と、コロナ前の同時期と比べても増えているということです。
茶屋町小学校の児童は体験活動や買い物をした後、倉敷国際ホテルでテーブルマナーを学びながら昼食を楽しんでいました。




