画聖・雪舟ゆかりの寺、総社市井尻野の宝福寺で、子どもたちが座禅などをする雪舟体験学習が行われました。
体験学習には、市内の小学生27人が参加しました。境内に集まった児童たちは、足を組み早速座禅を行いました。張り詰めた空気の中、児童たちは目を閉じ、集中力を高めていました。この体験学習は、雪舟や宝福寺に興味を持ってもらい、座禅などを通じて礼儀作法を学んでもらおうと、総社市文化協会が、毎年行っています。体験学習では、座禅のほかにもお茶の作法を学びました。また、雪舟が涙でネズミの絵を描いたことにちなんで、水で薄めた絵の具を団扇にたらし、それをストローで吹いて模様を描いていく、吹き絵なども体験して、地元出身の偉人に思いを寄せていました。




