倉敷市の阿智神社で先月31日、夏祭りが開かれ、参拝者たちが茅の輪をくぐって心身を清めていました。
阿智神社拝殿前の参道には、直径およそ2・5メートルの茅の輪が設けられました。氏子たちが、当日早朝に茅を刈り取って作りました。夏祭りの初めは、宮司を先頭に茅の輪くぐりの神事が行われました。茅の輪くぐりは、夏越しの大祓いとして行われるもので、茅の輪をくぐると、災難や厄をまぬかれると信じられています。昼間の暑さが和らいだ頃、神社境内は、たくさんの参拝者で賑わいます。参拝者たちは、茅の輪を左回り、右回り、左回りの順で八の字を描くように3回くぐり抜けて参拝していました。境内では、祭りばやしや雅楽演奏など神賑わいも行われ、訪れた家族連れらが夏のひと時を楽しんでいました。




