川崎医療短期大学で継灯式が開かれ、看護科の学生が看護の道を歩む決意を新たにしました。
式には、看護科の2年生127人と教職員などが出席しました。
継灯式は、本格的な病院実習を前に、看護に携わる責任感を持ち決意を表明する儀式です。
川崎医療短期大学では、医療現場でナースキャップが廃止されたことを受け、8年前から戴帽式の代わりに継灯式を行っています。
学生たちは、ナイチンゲール像からキャンドルの灯を受け取り、誓いの言葉を述べました。
川崎医療短期大学は、校舎の老朽化などの理由で、現在のキャンパスを来年度から岡山市中心部の川崎病院があった場所に移転することが決まっています。
看護科の開設以来、形を変えながらも今年で48回目を迎えた伝統行事ですが、倉敷市のキャンパスから実習生を送り出すのは最後となりました。
看護科の学生たちは、来月8日から川崎医科大学附属病院などで実習を行い、患者の日常生活援助を中心に学ぶ予定です。




