倉敷市児島の味野医院の医師吉村勲さんの個展が天満屋倉敷店で行われています。
会場には、味野医院で精神科医として働く吉村勲さんの作品27点が展示されています。
吉村さんは小学3年生から絵を描き始め、最初は風景など具体的なものを書いていました。
岡山大学医学部に進学し、美術部で活動する中で具象画から抽象画を描くようになったそうです。
1984年に児島で味野医院を開業し、仕事の傍ら多くの作品を生み出してきました。
今回展示している作品は患者との心のふれあいを通じて得た感覚です。
作品は「調べ」と「感」という2つのシリーズに分けられ、「感」は直観的なもの、「調べ」は音楽が流れるような感覚で描いています。
油絵を何層にも重ねたり絵の具を削ったりして患者から受けた思いを表現しています。
吉村勲さんの個展は今月25日(月)まで天満屋倉敷店で開かれています。




