倉敷市旧新川町の鎮守和霊神社のお祭りがきょう開かれました。
和霊神社の祭典は、きょう旧暦の6月23日に行われてきました。祭典の準備は 前日の夕方から地域の有志数人で行われ、今朝は お供えや幕などがかけられました。和霊神社の本社は四国の宇和島で、その信仰は江戸時代前半から広まり、旧新川町の有力者が宇和島から勧進してきたと伝えられています。また、昭和30年代前半まではタライや魚を詰める木箱の中に砂を入れ、子ども達が素焼きのおもちゃを砂の上に置いて箱庭を作るのが慣わしでした。今年は、保管されていた当時の道具を使って久しぶりに箱庭を再現しました。準備を終えると有志が揃って地域の無事健康を祈って手を合わせ、お札を受け取っていました。




