今月3日、水道用の橋が崩落し、およそ6万世帯が断水した和歌山県和歌山市を支援しようと、倉敷市水道局は職員と給水車2台を派遣しました。
倉敷市水道局が和歌山市に派遣するのは職員4人と1・8トンの給水車2台です。
きのう8日、日本水道協会中国四国地方支部からの派遣要請を受けたため、岡山市水道局の2台とともに断水が続く地域で給水活動を行います。
倉敷市は平成30年の西日本豪雨災害時に和歌山市から応急給水活動の支援を受けています。
和歌山市では今月3日、紀の川にかかる水管橋と呼ばれる送水用の橋の一部が崩落し、この影響で市内の4割近くにあたるおよそ6万世帯が断水しました。
和歌山市によりますとけさ(9日)8時半頃に応急の復旧作業などが終わり、家庭などへの給水を順次再開しています。
倉敷市水道局の職員はあす(10日)早朝から今月15日まで、和歌山市内で給水活動などを行う予定です。




