大手カメラメーカー・ニコンの愛好家でつくる、「ニッコールクラブ倉敷支部」の写真展が倉敷市立美術館できょう(5日)から始まりました。
会場には、会員9人による県内外をロケーションに撮影した写真58作品が展示されています。
ニッコールクラブ倉敷支部は、ニコン社のカメラやレンズの愛好家が集まり2011年に結成されました。
現在、メンバーは10人で月1回の例会や、年3回程度の撮影会を通して写真の腕を磨いています。
毎年1回、倉敷市立美術館で開くことが恒例となっているこの写真展は、それぞれの会員がテーマを自由に設定して撮影した力作を持ち寄っています。
こちらは倉敷市呼松在住の佐古田清一さんによる作品です。
「ニコニコ岩の憂鬱」と題し、瀬戸内海国立公園に指定されている王子が岳のシンボルとして知られるニコニコ岩と、そのすぐ側でポーズを取るモデルの対比を独特の視点で表現しました。
この他にも夏の花火の儚さや、お祭りの賑やかな様子など会員たちの視点でシャッターを切った傑作写真が並び、訪れた人たちの足を止めていました。
第11回ニッコールクラブ倉敷支部写真展は、今月10日(日)まで、倉敷市立美術館で開かれています。




