焼き物作家・内田鋼一さんの作品展が、倉敷美観地区の工房イクコで開かれています。
会場には、内田さんの焼き物を中心とした作品30種、およそ100点が展示されています。
三重県四日市市を拠点に活動する内田さんの作品は、色や形の美しさに加え実用性が高く評価され、特に急須=茶注が国内外で人気を集めています。
茶注には、金やスズなどさまざまな金属の釉薬を使っていて、こちらはチタンの釉薬にマンガンの釉薬を重ねて模様を出しています。
プラチナの釉薬を使ったこちらの茶碗は、線刻文と呼ばれるスクラッチ模様が刻まれ、1つ1つ形と模様が異なります。
そのほか、焼き物と鉄を組み合わせたオブジェや、三重県などでとれた土の色をそのまま活かした壁面作品なども並びます。
「内田鋼一展それぞれのカタチ」は、今月10日(日)まで開かれています。
※4日(月)休廊日




