絶滅が心配されているミズアオイが県内で唯一、自生している倉敷市加須山の倉敷川沿いで観察会が行われ、ミズアオイの生態や周辺の環境について学びました。
青紫色のかわいらしい花。
環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている「ミズアオイ」です。
倉敷市加須山の倉敷川河川敷には県内唯一の自生地があり、倉敷市や市民団体などが協力して保護活動を行っています。
今年は2月に種まきを行いましたが、ジャンボタニシやヌートリアによる食害などで上手く育たず、5月頃に倉敷市立自然史博物館・友の会のメンバーが育てた自生地由来の苗を植え、10日ごとにジャンボタニシや卵の除去作業を行ったところ久しぶりに花を開きました。
訪れた親子連れらは花を覗き込んで観察し、自生地周辺の自然環境への関心を高めていました。
倉敷市立自然史博物館友の会では来年の1月に種まきを行う予定にしています。




