特殊詐欺を未然に防いだ倉敷市安江のコンビニエンスストアに警察から感謝状が贈られました。
このコンビニ店が特殊詐欺をブロックしたのは、これで4回目だそうです。
倉敷警察署で贈呈式が行われ、中村道範署長からセブンイレブン倉敷安江店の店員小野陽子さんとオーナーの池田一郎さんに、感謝状が贈呈されました。
先月29日、小野さんに客の60代女性が「2400万円が当選したというメールがきた。お金を受け取るためのポイントをどうすればいいか」などと尋ねてきました。
そこで、女性が騙されていると判断し、店長を通じて警察に通報、被害を防ぎました。
こちらの店舗では、過去に詐欺を防止した時の表彰状や記事を店員の見えるところに張り、詐欺への注意意識を高めているということです。
この日はほかに、岡山ガス倉敷営業所も表彰されました。
先月(8月)6日営業担当の丸山里奈さんが倉敷市内80代男性の自宅を訪れていたところ、警察を名乗る詐欺グループから電話がかかってきました。
電話のやり取りを聞いていた丸山さんが、詐欺だと判断し、電話を切るようアドバイスしました。
倉敷警察署管内では、今年1月から8月末までに18件1670万円の被害が出ていますが、逆に、同じ時期に10件の被害を未然に防止しています。




