来月、倉敷市で開催される全国大会出場を目指し、岡山県中学校野球選手権大会は、29日、準決勝・決勝が行われました。
準決勝2試合は、いずれも7回を戦い決着がつかず、延長・特別延長にもつれる接戦となりました。第1試合では、ここまでの3試合で17得点と強打を誇る倉敷南が予選から無失点の好投を続けるエース小森を中心に堅い守りで勝ち上がった勝山と対戦しました。試合は、延長戦に入っても決着がつかず無死満塁から得点を争う特別延長戦に入ります。勝負を決めたのは、力投を続けた勝山の小森でした。勝山が優勝以来となる3年ぶりの決勝進出を決めました。続く第2試合では、秋の県大会を制し、春夏連続の全国大会出場を目指す多津美とメンバー15人で勝ちあがった下津井の一戦となりました。互いに1点ずつを取り合い、試合は延長へ。8回、多津美は、無死1,2塁のチャンスを迎えますが、下津井の好守備にあい得点することが出来ません。そして、特別延長に入り下津井の攻撃。新谷のセンターフライに3塁ランナーが飛び出し、チャンスが潰えたかに思えましたが・・・・吉田の値千金のタイムリーで下津井が決勝へ進みました。そして、勝てば全国大会への切符を勝ち取る決勝。下津井は45年ぶりの優勝へ健闘を見せます。今大会初登板となった2年生の吉田が好投。吉田の好投にバックも盛り立てます。しかし、その直後でした。結局、この1点が決勝点となり、15人で戦った下津井の45年ぶりの快挙は成し遂げることが出来ませんでした。なお、今大会の上位4校は、来月6日に倉敷市で開催される中国大会への進出を決めています。




