倉敷や総社など高梁川流域の企業の商品と文化を学生がPRする展示販売イベント「龍の仕事展」が、倉敷アイビースクエアのアイビー学館で開かれています。
会場には、倉敷市、総社市、高梁市など高梁川流域の自治体に本社を置く企業16社がブースを展開しています。それぞれの企業ブースで
接客をしているのは、倉敷芸術科学大学や吉備国際大学など、流域にキャンパスを置く大学の2年生・3年生です。
学生たちは事前に担当するブースの企業で研修を行い、商品の知識や企業の歴史・文化を学んできました。
ブースのデザインや商品のレイアウトは、学生たちが出し合ったアイデアをもとにしたものです。
たとえば、すだれやプラスチック製品を手掛けるワタナベ工業のブースでは、人工芝の製造技術をアピールしようと、学生がこのようなコーナーを企画しました。
毎年この時期に開催している「龍の仕事展」ですが、今年は緊急事態宣言の期間と重なり、訪れる人は例年より少なめです。
本来、観光で訪れた県外の人を中心にPRするのが一つの目的でしたが、今年は地元の人に地元企業の良さを再発見してもらうという視点で、学生たちも訪れた人からの声や要望を丁寧に聞くことに力を入れています。
龍の仕事展」は、感染防止対策を徹底したうえで、12日まで開催しています。




