倉敷市議会9月定例会が開会し新型コロナウイルス感染によって小中学校で出席停止となった児童生徒のためのオンライン学習に向けた備品購入費などの補正予算案が提案されました。
倉敷市議会9月定例会で提案した一般会計補正予算案の総額は104億9700万円です。
主なものでは市立の小中学校に動画配信用のカメラとマイクを整備し児童・生徒やその家族が新型コロナウイルスに感染し通学が困難となった場合、教室での授業風景を動画で配信し家庭でオンライン学習ができるようにする経費や高齢者施設でのPCR検査を行う費用など新型コロナ対策に関する経費が盛り込まれました。
テレワークが進む中児島地区への企業の進出や移住を後押ししようとオープンスペースで仕事や商談などができる「コワーキングスペース」を倉敷市が初めて倉敷ファッションセンターの1階に整備する事業費を計上しています。
その他平成30年の7月豪雨災害で被害を受けた倉敷市真備町の住民を対象に災害から3年を経過しての生活再建の状況や課題などを把握するためのアンケートの費用も盛り込まれています。
また、この9月定例会から配布資料などの紙の削減に向け初めて議員に貸与されたパソコンの持ち込みが許可され閲覧できるようになりました。
今回は試用期間として資料は紙とデータでの配布でしたが今後はデータのみにしていく方針です。
9月定例会は7日から質問がはじまり今月28日に閉会の予定です。




