先月29日から岡山市の桃太郎スタジアムで3日間に渡って繰り広げられた県高校総体陸上競技。きのうにひきつづき、倉敷・総社・玉野のKCTエリア勢の選手の活躍をテーマ別に振り返ります。
「飛躍」
<男子砲丸投 2位・佐藤匠(青陵2・金光中)>
まずはふとしたきっかけから大きく飛躍した選手を紹介します。倉敷青陵2年の佐藤選手は走幅跳を専門としていましたが、足を故障したことをきっかけに砲丸投に挑戦しました。今年春から本格的に競技をはじめ、今大会ではいきなりの2位。5月上旬に出した記録から2m近く自己記録を更新しました。
<男子ハンマー投 1位・山本健太(総社3・総社中)>
また、総社3年の山本選手は中学時代、野球部で補欠でしたが、高校に入ってからハンマー投に出合い、大きく飛躍。見事優勝を果たしました。
山本選手「優勝はうれしいが、自己記録を更新したかった」
「意地」
<棒高跳 1位・松本拓磨(光南2・宇野中)、3位・杉岡貴明(光南2・八浜中)>
空を舞う華麗なジャンプ。この種目は玉野光南の得意種目です。2007年は表彰台を独占、2008年は1位と2位に輝き、インターハイにも選手を送り込みました。今年も2年の松本選手が自己ベストを更新して優勝、同じく2年の杉岡選手も3位に入り、意地を見せました。松本選手は優勝決定後、さらなる記録更新をめざし、4m20に挑戦しましたが、成功することはできませんでした。記録更新、そしてこの種目2年連続のIH出場を中国大会にかけます。
松本選手「最後が飛べなくて悔しいが優勝できてうれしい」
<三段跳 2位・羽原裕一郎(倉工3・新田中)>
また、11年連続で総合優勝を果たしていた倉敷工業。今年はその記録がついえましたが、フィールド競技で意地を見せます。3年の羽原選手が三段跳で2位に。走幅跳でも3位に入り、ポイントを重ねます。
<男子走高跳 3位・柚木徹郎(倉工3・福田南中)>
また、男子走高跳では3年の柚木選手が3位に、同じく3年の大久保選手も4位に入り、倉敷工業はフィールド競技の学校別優勝は死守しました。
<男子4×100mR 2位・倉敷青陵(林・江國・中務・諏訪)>
このほか、男子4×100mRで、男子100m3位の諏訪選手らを擁する倉敷青陵が、2位に入る健闘を見せています。
「最高潮」
そして、最高潮を迎えたのが、最終日のマイルリレーです。最終種目とあって、選手たちだけでなく、応援にも力が入ります。女子のレースは、短距離種目すべて優勝を果たした倉敷中央の独壇場となります。倉敷中央は大会新記録こそならなかったもの、3分55秒01の好タイムで優勝。このほか、5位には倉敷商業、6位には倉敷天城が入り、中国大会出場を決めています。
一方、男子のレースは、12年ぶりの総合優勝を果たした玉野光南が抜け出します。玉野光南は、最後は安部選手の力強い走りで大会を締めくくりました。このほか、4位に倉敷工業、5位に倉敷天城、そして6位に倉敷古城池がすべり込み、それぞれ中国大会進出を果たしました。
なお中国大会へは一部競技(混成種目と競歩は3位まで)を除き、6位までに入った選手が出場できます。中国大会は今月19日から島根県出雲市で開催されます。
※来週の12日(金)のKCTワイドでは女子総合優勝を果たした倉敷中央高校の活躍を振り返ります。




