あす20日から岡山県に「まん延防止等重点措置」が適用されます。
対象地域となる倉敷市は市内の小・中・高校の夏休みの期間を8月31日まで延長すること決めました。
また市の公共施設もあすから臨時休館します。
倉敷市は今朝新型コロナウイルスの対策本部会議を開き今後の対策を話し合いました。
倉敷市の伊東香織市長は市内で感染が急増していることから感染防止に向けたさらなる対策を行う必要がある方針を示しました。
倉敷市の感染者の年代別では10歳以下が全体のおよそ20%を占め児童生徒の間で感染が増えている傾向から倉敷市は市立の小・中・高校特別支援学校の夏休みを今月25日から今月31日まで延長することを決めました。
さらに夏休み期間中の部活動も原則休止となります。
ただし夏休み中に公式大会を控えている場合は活動が認められます。
小学校では延長に伴いやむを得ない理由で預かりが必要な児童に対しては一時預かりを行い対応します。
夏休みの延長については今後市内の感染状況を見ながら判断していく考えです。
さらに市の公共施設も「まん延防止等重点措置」の期間と同じ8月20日から9月12日まで間臨時休館や利用制限を行います。
対象となるのは市内の公民館や児童館倉敷運動公園や水島緑地福田公園などのスポーツ施設。
観光案内所や鷲羽山ビジターセンターなどの観光施設です。
ただし市立美術館や市内すべての図書館については人数制限などを設け開館します。
また倉敷市民会館やマービーふれあいセンターなど文化施設については既に入っている予約に限り施設の利用を夜8時までとし感染対策を徹底した上で利用を可能にしています。
伊東香織市長は感染拡大防止に向けて市民へ協力を呼びかけました。
その他の放送エリア内の自治体の対応について紹介します。
総社市では公民館スポーツセンターや武道館などで利用制限となります。
8月末までの新規の利用予約受付を休止し利用時間は夜8時までにします。
すでに予約が入っているものについて利用することができます。
玉野市は図書館を除く公民館などの公共施設を休館にします。
すでに予約が入っているイベントなどについては開催の自粛を呼び掛けます。
玉野市は今月23日からです。
早島町は早島児童館を休館します。
中央公民館やゆるびの舎などの公共施設は新規の利用受付を中止し利用時間を夜8時までに制限します。
続いて学校です。
夏休み期間の延長については倉敷市を除くエリア内の小中学校と県立高校では変更しない方針です。




